9/28(日)、2年生はオータムカップ2回戦に挑みました。
新人戦敗退後、気持ちを切り替えて臨んだ一戦――だったのですが。

私は対面試合で審判をしていたのですが、遠くから聞こえてくるのは相手監督の力強い声。
「よっしゃー!」「行けるぞ!」という檄に、鵬翔ナインの声が少しかき消されてしまっていたように感じました。
初回に1点を先制されても粘っていたものの、中盤で一挙5失点。
こちらの反撃は松島の意地のソロホームランだけ。
…ん?この展開、どこかで…そう、新人戦のあの試合とデジャヴ(汗)。

でも、それだけ新人戦で全力を尽くした証拠なのかもしれません。
体も心も少し疲れが残っていて、攻守ともに噛み合わず…そんな「歯車がズレた試合」でした。

ただ、ここで伝えたいのは「負けが続くこと」よりも、その先にある「立ち上がる強さ」です。
鵬翔ナインには、苦しい状況でも笑顔で仲間を信じてきた姿を、私たち大人は何度も見せてもらってきました。
声が出て、笑顔が戻ったときの鵬翔は、相手から見ても本当に脅威です。

だから、今は我慢のとき。負け込む時間も、未来に大きく飛び立つための“助走”なんだと思います。
飛ぶ前には、必ず一度グッとかがむ。その姿が、今の鵬翔ナインなんです。
でも、きっとここを飛び越えたときに見える景色は、これまでよりもずっと広くて明るい。
「もう一度、笑顔で元気に!」――それが今の鵬翔ナインに必要な第一歩です。

松島のホームランのように、一発で空気を変えられる力を、君たちは持っている。
あとは勇気を出して元気スイッチを“ON”にするだけ。
(スイッチが見つからないときは、コーチがポケットからこっそり貸してあげます笑)

さぁ鵬翔、もう一度立ち上がろう!
君たちの笑顔と全力プレーが、親御さんやコーチの一番のご褒美なんだから。
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